2つ目の公判
犯人隠避、器物破損
事件は・・・
飲酒によるマンション接触事故、その後同乗者への容疑すり替え依頼。
傍聴席へ入ると容疑者の50代位の女性がジーっと私の顔を見る。
スーツを着た髪を染めた小太りのおばさんです。
傍聴人席には私と禿げたおじさんと先ほどの公判時の事務官の方のみ
でこのおじさん後ほど証人として入廷されます。
家族構成、女性、息子一人、同居人男性、元旦那(証人のおじさん)
同居人男性によるDV被害が起きそうだったので家を出て、免許がないのに車で近くのスナックへ行き酒を飲む、その後そのスナック店員と二人で別の店へ行きその帰りにマンション外壁接触事故。その後そのスナック店員に身代わりを頼みスナック店員は「かわいそう」だと思い引き受ける。
しかし、その後スナック店員は身代わりを自供。
容疑者はこの事件を起こす3か月前にも無免許で検挙。
生活保護受給。
中学へ上がる息子の行事等の為という理由で、なかなか犯行を認めず、結局1年以上たって検事に自供する。
(これはおそらく証言、DNA鑑定などがそろっていたので自供なくとも立件できたから犯行認めたほうが・・・的なんで説得されたか?)
「あなたが認めなかったこの期間身代わりをたのんだスナック店員に対する謝罪の気持ちはなかったのか?」と裁判官にたしなめられ、泣き出す。
「2度としません」とのこと
私が傍聴人席に入ったときに不思議そうに眺めていたおばさんが印象に残る。
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