2017年10月9日月曜日

2017年10月2日より

自店工房内での使用曲を限定することにしました。
今までは作業中に好きな曲をかけて制作作業をしていたのです。

 以前ですが美容室などの店舗でお客に聞かせる名目、店の売り上げ貢献の為のBGMとしての利用にjasracより制限がかかったのです。
そうではない場合、従業員などが工場や厨房などで聞いている場合は今の所制限なし、となっています。

 当店にjasracの方が来たとかではないのですが、10月1日日曜日に当店では珍しいスーツ姿の男性が二人来て「全部作ったの?」「いつからやってるの?」とかの何気ない会話をしたのですが、仮にこのお二方を著作権協会の方だと想定すれば・・・たとえ自分一人の為に製作中工房で好きな曲を聴いているとしても若干はお客さんスペースへ音は漏れているわけで、やっぱり問題かな?
と思いまして。色々対策を考えました。

1・おとなしく包括契約を年間6000円で結ぶ。意外と安い。
2・とりあえず無音で。・・・できなくはないけどなんか味気ない。
3・著作権放棄曲。・・・少しネットで調べればたくさん出てきました。ダウンロードして好きに使ってください的なの。でもイマイチな曲とか。
4・3と絡みますがインディーズの曲。著作権登録とかしてない場合。
5・動物の声、猫とか鳥の鳴き声とか。確かに鳥に著作権無し。でもなんか変。
6・クラッシック音楽、ジャズ・・・作詞作曲者が亡くなってから50年以上経てば著作権消滅とのことです。でもクラシック、ジャズ共に聞かない。しかしここでピンッときました。
7・50年以上前に亡くなってる人で普段何気なく聞いているモンがあったんです。ブルースです。

若くして亡くなっている人やおじいちゃんの時に録音してギリギリ録音されてたりとかで少ないですが手持ちでも持っていて、さらに調べていけば1967年以前に亡くなった方々ですのでまあまあいたんです。またそれらのカバー曲は今現在発表されたものでも大丈夫です。

 結構、酒で早くに亡くなっている人が多いんですよねー。ロックンロール系のバディホリー(飛行機事故)やエディコクラン(自動車事故)とかも期待したんですが、結構共著者の方が長生きしていたりして数曲のみで使えなかったりでした。バディホリーはベストを持っているのですが、意外とヒット曲はバディホリー作ではなかったのが分かったり。
 この使用可、不可を調べるサイトがjasrac内にありますので確認できます。

そこで、あえて契約せず「4と7」の著作権未登録曲と著作権消滅曲で楽曲集めをしております。4のインディーズ曲は路上でもらったのとか仙台のバンドとかで手持ち分で増えることはあまりないですが「7」の著作権消滅曲ですが・・・コレを探すのが中々楽しい!自分でもしょうもないことだとは思いますし「早死にして喜んでる奴って・・・」と思いますがねッ。最近は積極的に聞かなくなってたブルースやそこにジャマイカスカ(メント)とかカバー曲とか新しい楽曲探しがいいんですよ。