2016年9月23日金曜日

車社会なり1

趣味で裁判の傍聴に行くことがあります。といっても今回で2回目で最初のはここに記録しなくても衝撃的で覚えていられそうですが今後忘れていきそうなので記録しておきます。

裁判の傍聴・・・知らない方々も多いと思います、実際私のまわりでは行ったことない人がほとんどです。平日開催ですしね。よくドラマとかであるアレです、事件の全容を知らしめる、、、のを市民の権利として傍聴席にて見聞きすることができます。
入るのに一通り簡単な注意書きがあります。
・録音録画禁止!・・・メモとかは良さそうです
・だらしのない格好禁止!
・携帯電話禁止!
・私語禁止!
などなど
裁判官、事務官の方などはフロックコート?というのでしょうか?スーツの上に裁判着?を着ています。
私、ドレスコードあるところなんてまず行きませんし、リアル映画を映画館のような着座スタイルで普段とは違う状況に置かれるちょっとした緊張感が好きになり、時間持て余した時に行くことにしました。


で今回は2件の傍聴をすることができました。
共に車がらみです。
1件目は途中からで傍聴席は私一人。
容疑者は一人赤ら顔のスーツ着たおじさん
内容は赤信号交差点突入による車同士の接触、横転事故。怪我人2名、死者1名

傍聴席からはおじさん後姿と横顔が少し見える程度ですが、パッと見て飲酒か・・・と思ったんですが違いました。
事件は固定されていないカーナビ(ってスマホか?)操作していて赤信号に気づかず
(それでいて黄色信号になっていたのは気づいていたっぽい)で交差点での事故。
相手の車が福祉車両だったのかおそらく運転席、助手席に一名ずつ、後部に車椅子で高齢者一人とのこと。おじさんは横転した事故後相手方の救出に当たるも車椅子の方はその後お亡くなりになりました。

事件内容が明らかになるにつれ自分だったらどうした?とか今後どうする?とか思い始めます。
おじさんは普通のおじさんで、当然事件を悔いております。
若干あるとすれば・・・
裁判官から「このような重大事件をおこして今後車の乗車はどうするか?」と聞かれ・・・。
「公共個交通機関に乗るようにし不都合があるときは車に乗ります」とか
「ナビは新しいのを買ったので・・・」とか
「タララ~タラ~ラ~(アメイジンググレイス)」携帯電話鳴る!・・・なんと、おじさん。裁判官にたしなめられる。その場の雰囲気・・・そういう所があるから、運転やめたほうがいいと思う。

まぁでも、それでもフツーのおじさんですわ。救命措置もしてるしね。
注意不足で事故、誰ににでもありうる事です。
検事の求刑は禁固2年。結審は後日

普段の生活で人を殺めてしまう可能性があるのは、やっぱり車が一番多いと思います。
ならば、車会社にも責任のようなものがあるのか?武器商人的観点?
いやいや、車普及によって先進国になり暮らしが豊かになり幸せいっぱい?救急車も消防車もあるし。
車の性能が上がれば例えぶつかって横転しても人は無傷に近くできない?
自動運転が確立されれば通常事故根絶の可能性あり?
などと考えたりしました。